前科がある場合のクレジットカード審査

クレジットカードのいろいろ

税率が10%になり、キャッシュレス化が進んでいる現在には、
クレジットカードは必須といっても良いモノになっています。

ネット社会になり、オンライン・オフライン共に、クレジットカード1枚あれば、
現金で決済するよりも、手軽で、且つポイントも貯まるため、有効な決済方法の一つです!!

クレジットカードは何としても持っておきたいモノの一つですから、
審査に通るために事前準備をし、審査の申込みを行ったほうが良いです。

そんな中、過去にとある事情によって前科者となり、
刑を終えて社会復帰(就職)すれば毎月継続的な収入を確保する事が可能になりますので、
クレジットカード審査への申込を行える条件が整っているように思えます。

ただ、前科があるとその情報が役所や個人信用情報機関など、
どこかに登録されてしまいクレジットカード審査では不利になってしまうのでは?と考えている人がいるかも知れません。

確かに、情報社会で、金融機関は信用情報を共有しているので、
ご自身の、犯罪履歴などの情報が出回ってしまっており、登録されている可能性も否めません。

しかし、そんな心配はしなくても大丈夫です。
というのも、前科の有る方でも、審査に通る事は十分に可能です。

今回は、何故前科持ちの方でも、クレジットカード審査に通る事が可能なのかを解説します。

犯罪履歴が登録されている犯罪者名簿

殆どの方が知らないと思いますが、犯罪の履歴は市役所にある犯罪者名簿というものに登録されています。

この犯罪者名簿は、公的機関の関係者(警察などの公務員)以外の閲覧は不可です。
そのため、一般人や企業は閲覧する事が出来ません。

一般人や一般企業の方の閲覧は出来ませんので、、
ニュースで流れている情報で知る以外のごく軽微な犯罪に関しては、
どこの誰が犯罪をしてしまったのか?という事実を私たちが知る事は出来ません。

つまり、前科が有る無しの情報を一般人は知ることは出来ませんので、
引越をしたとしても、前科の情報が近隣住民にバレるという事はありません。

また、市役所にある犯罪人名簿の情報ですが、
登録後10年を経過すると削除されるますので、それ以降は誰もその事実を知ることは出来ません。

金融会社は閲覧出来ません

市役所にある犯罪者名簿は、公的機関の関係者以外は閲覧不可です。
金融会社が如何に大きかろうと、公的機関ではありませんので、犯罪者名簿を閲覧する事は出来ません。

金融会社は、犯罪者名簿を閲覧出来ませんので、過去に前科が付いてしまった情報は、
一部の属性情報や信用情報以外は金融会社の自社データベースにはもちろん、
個人信用情報機関の信用情報に登録される事は無いのです。

前科履歴以外でクレジットカード審査に通らない理由

前科履歴のある方のクレジットカード審査への影響について解説してきましたが、
前科の情報は、信用情報には登録されませんので、クレジットカード審査への影響はまず有りません。

ただし、クレジットカードやカードローン等を含めた金融商品の支払い中に服役した場合には、事情が変わってきます。
服役すると、金融商品の支払いが出来なくなる可能性が高くなります。
しかし、銀行の口座への入金を、誰かに依頼出来れば問題ありません。

ともかく、金融商品の支払いが遅れてしまうと、
支払い遅滞情報が信用情報に登録される事になってしまいます。

そして、信用情報に金融事故情報が登録されている限りは、
クレジットカード審査をはじめとして各種金融用品に通らない可能性が高いです。

その後、服役期間が終了してクレジットカード審査に申込を行ったとしても、
服役していた期間によっては信用情報に金融事故情報が残っているため、
審査には通らない可能性が非常に高くなってしまいます。

過去に前科のある人は、それが直接クレジットカード審査に影響をを与える事はありませんが、各種金融商品の支払いを延滞している場合には審査に通らない可能性が高いため注意が必要です。

もっとも、これは前科履歴のある人に限った事ではありませんが、信用情報に登録されている各種情報には常に注意をして、心配であれば個人信用情報機関へ信用情報の開示請求を行いその中身の確認をする事をお勧めします。

まとめ

・前科があってもクレジットカード審査は通ります

・犯罪者名簿の情報は10年で削除される

・前科以外の理由で、クレジットカード審査が通らない理由

以上、前科がある場合でも、クレジットカード審査への影響が無い事を解説致しました。

支払いだけはキチッとしておかないと、いざ必要となった際に使えないと、非常に不便になってしまいます。クレジットカードを賢く使って、お得に生活したいですね。

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