もしも入社したところがブラック企業と呼ばれるところなら、
早々に退職したいと考える人は多いはずです。
ところが、ブラック企業あるあるとして、簡単に辞められないというものがあるのです。
奴隷の様な立場になってしまう!?
不本意に働かざるを得ず、まるで鎖で繋がれた奴隷のような立場になるケースも。
辞めさせないための手口に、退職願いを受け取ってくれないというものが挙げられます。
本来、退職願いを出されたら、本人の意向を汲んで受理するのが上司の役目であると共に、
そもそも会社側は拒否できないことになっています。
しかしながらブラック企業の場合、退職の可否には会社の許可がいる、あるいは渡したものの、
受け取っていないなどと言われて辞めさせない方向に仕向けてくるのです。
恐怖を与えてくるケースも!
脅しによって恐怖感を与えてくるのもあるあるです。
例えば、懲戒解雇で居場所をなくしてやる、仕事のミスによる損害を賠償しろなど、
脅迫めいたことで心理的な圧迫を仕掛けてきます。
ひどい場合は言葉だけでなく暴力が伴うこともあり、まともな会社ではありえない暴挙を振るってくるのです。
口約束による引き止め行為もありがちなこと。
甘い誘惑で引き止めるケース
辞めたい意思を見せた時に、昇給をするから、条件の良い部署に異動させるからなどと誘惑を仕掛けてきます。
このように言われると、条件の良い環境になる可能性を感じて魅力的にすら思ってしまうこともあるかもしれません。ただ実際には果たされることはないのです。
こうした甘い誘惑は引き止めるための口約束であり、昇給などは実現しません。
そうした中、今度こそ本当に辞めるという態度を見せると、前述したような脅迫や暴力に繋がることもあります。
強い意志が大切
ブラック企業では通常では考えられない扱いが待ち受けており、退職希望者にとっても一筋縄ではいきません。
しかしながらそのような扱いをされた場合でも、辞めることは可能です。
仕事を辞めることの自由は保障されており、その保障を侵害することはできません。
実際に被害に遭っている場合も、ブラック企業の言いなりにならないよう、強い意志を持って行動することが大切です