クレジットカード審査で嫌われる属性情報
クレジットカードは、入会審査があり、通過しないと作る事が出来ません。
審査には、3つの基準があります。
1つ目は、返済力を判断する基準:年齢、職業・職種、勤務先、勤続年数、年収、借入額など。
2つ目は、性格面を判断する基準:今までの支払い実績。
3つ目は、資産を判断する基準:住居の形態(持家か賃貸か)、居住年数、家族構成。
こちらを元に審査可否の判断がなされており、最も重要なものとして、勤務先、年収、居住年数、勤続年数の4つがあり、
この4つの属性が高評価であれば、審査通過が厳しくなるという事はありません。
つまり、上記4つの属性情報が悪い場合には、クレジットカード審査では不利になり、作れない可能性が高くなります。
勤務先・勤続年数・年収・居住年数は非常に重要な判断基準です
一番審査に通りやすいのは、優良企業で長年勤めており、自己名義の家に長年住んでいる方です。
もちろん、個人信用情報機関にブラックリストに載っていない事が条件になります。
稀に、クレジットカード審査に通りやすい属性の方でも、勝手にクレジットカードを使用されてしまい、ブラックリストに載ってしまう方もいらっしゃいますので、注意が必要です。
心配な方は、信用情報の開示申請をして、ブラックリストに載っているかどうか確認する事をオススメします。
因みに、一般的なクレジットカードの審査基準では、居住年数・勤続年数が1年以上、年収300万以上、勤務先が公務員や上場企業若しくは一般企業の社員、この属性基準をクリア出来ていれば審査に通る可能性は高いです。
ただ、専業主婦や、アルバイト・パートタイムの方でも、クレジットカード審査に通る事は可能です。
当然、無職の方はNGになります。
勤務先・勤続年数・年収・居住年数の属性が低いと嫌われてしまいます
クレジットカード審査において、勤務先・勤続年数・年収・居住年が非常に大切になります。
逆に低いと、審査では嫌われてしまい、審査を通過するのが難しくなります。
居住年数が短い方の場合、直ぐに転居し、その結果顧客との連絡が取れなくなってしまう可能性が出てきます。
勤続年数が短い方の場合、転職を繰り返し、その結果として、継続的に収入を得られない可能性があります。
また、年収が低い場合、クレジットカード審査に通っても、利用代金を滞りなく支払う事が出来るのかどうかという不安が出てきます。
クレジットカード会社にとっては、利用代金を毎月滞りなく支払って貰う必要があるため、
審査段階で、これらの属性情報を元に、申込者の今後の支払い可能かどうかの状況を把握する必要があります。
その為に、クレジットカード申し込み者の年収、勤務先、勤続年す、居住年数を把握し、
クレジットカード会会社が独自に定めている審査基準をクリアしていない場合は、審査上、不利になってしまうのです。
他社からの借入がある場合も、内容によっては嫌われていまうかもしれません
他金融機関からの借入は、借入残高や借入件数によっては、クレジットカード審査で嫌われてしまう可能性があります。
それは、H22年6/18より貸金業法の総量規制が施行された影響で、借入総額が年収の3分の1を超えてしまっている場合には、新たに借入が出来なくなってしまった為です。
したがって、他金融機関から借入金額が多い場合、総量規制に引っかかってしまう可能性がある、
もしくは既に引っかかっているので、審査に通らな可能性があります。
また、借入総額には、クレジットカードのキャッシング枠も含まれているので、キャッシング枠を使っていなくても、枠があるだけで総量規制の対象になってしまいます。
キャッシング枠が50万円の場合、キャッシングの利用残高が30万円でも、50万円と見なされてしまいます。
もっとも、キャッシング枠があれば枠の範囲内でいつでも借り入れする事が出来ますし、総量規制によってキャッシング枠の範囲が決められていますのでこれは仕方ありません。
そして、他金融機関からの借入が件数が多い場合も、当然クレジットカード審査では不利になります。
複数社から借入をしているという事は、1社からの借入だけではやっていく事が出来ない為、信用が低いと見なされ、審査では不利になってしまう可能性が高くなります。