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リュウジ「至高の唐揚げ」レシピ完全版|居酒屋を超える作り方とプロのコツ

料理研究家リュウジさんが「これを超える唐揚げはない」と断言する至高の唐揚げ。醤油ベースの漬けダレに隠し味のナツメグを加えるだけで、居酒屋では絶対に出てこない本格的な味わいに仕上がります。片栗粉のみを使ったカリッとした衣と、中のジューシーな鶏肉のコントラストがたまらない一品です。「居酒屋で唐揚げを頼まなくなった」という視聴者が続出した伝説のレシピを、材料・手順・コツとともに徹底解説します。

リュウジの「至高の唐揚げ」とは?その魅力と特徴

料理研究家リュウジさんが10種類以上の唐揚げレシピを研究した末にたどり着いた「最終形態」が、この至高の唐揚げです。「これ以上うまい唐揚げは作れなかった」とリュウジさん自身が語るほどの自信作で、YouTube公開以降、多くの視聴者から「居酒屋で唐揚げを頼まなくなった」「一口食べた瞬間に感動した」という声が続出しました。

唐揚げはシンプルな料理に見えて、実は奥が深い料理です。鶏肉の切り方、漬け込み時間、衣の種類、油の温度、揚げ方……それぞれのポイントがずれるだけで仕上がりが大きく変わります。リュウジさんはそのひとつひとつを試行錯誤し、「これが一番おいしい」という答えを出したのが、この至高の唐揚げです。

料理研究家リュウジとは

リュウジさん(本名非公開)はX(旧Twitter)フォロワー数200万人超を誇る大人気料理研究家です。「バズレシピ」として数々のレシピを発信し続け、2022年には「第9回レシピ本大賞料理部門」で大賞を受賞するなど、その実力はプロのシェフからも高く評価されています。

リュウジさんの料理の特徴は「家にある材料で、最大限においしいものを作る」という姿勢。高級食材や特殊な調理器具に頼らず、スーパーで手に入る食材と家庭のキッチンで完結するレシピにこだわっています。動画ではよくお酒を飲みながら料理をする姿が見られ、その親しみやすいキャラクターも人気の理由のひとつです。

特に「酒に合う料理」への情熱は強く、唐揚げもその代表格。「これとビールのために生きている」と言いたくなるほどの完成度を目指して作られたのが、至高の唐揚げです。

なぜ「至高」と呼ばれるのか

至高の唐揚げが支持される理由は大きく3つあります。

特にナツメグの使用は、一般的な家庭の唐揚げにはない発想です。このスパイスが入るだけで、食べた瞬間に「なんか本格的……!」という感動が生まれます。リュウジさんが「これが至高」と断言する理由は、シンプルな材料でありながら、素材の旨みとスパイスの香りが絶妙に絡み合う点にあります。

至高の唐揚げレシピ|材料と分量(2〜3人分)

使う材料はシンプルながら、それぞれが大事な役割を持っています。特別な食材はナツメグだけで、あとはどこのスーパーでも手に入るものばかりです。コンビニでも揃えられるレベルの食材で、居酒屋を超える味が作れます。

材料一覧(鶏もも肉320〜400g)

【材料】(2〜3人分)
  • 鶏もも肉:320〜400g(1枚)
  • 醤油:大さじ3(少し強め)
  • みりん:大さじ1
  • 酒:大さじ1
  • 味の素:小さじ1/3(約7〜8振り)
  • にんにく:1かけ(すりおろし)
  • ナツメグ:5振り(小さじ1/4程度)
  • 片栗粉:適量(たっぷりと)
  • 揚げ油:少量(フライパンの底1〜2cmほど)
  • レモン:お好みで

醤油の量が「大さじ3強」とやや多めに感じるかもしれませんが、これが唐揚げに濃いめの下味をつけ、外はカリッと、中にはしっかりと旨味が凝縮した仕上がりを作ります。量が多くても揚げる際に余分な汁気を落とすので、塩辛くなりすぎません。

隠し味「ナツメグ」の効果と選び方

ナツメグはスパイスの一種で、ホワイトソースやミートソース、ハンバーグに使われることが多い香辛料です。唐揚げに加えると甘みとスパイシーさが融合した複雑な香りが生まれ、「なんか本格的」と感じる理由になります。

ナツメグには「ホール(実のまま)」と「パウダー」の2種類があります。一般的に家庭で使いやすいのはパウダータイプ。スーパーのスパイスコーナーに小瓶が300〜500円程度で売られています。一本あると唐揚げ以外にもグラタン、シチュー、ハンバーグ、カレーなどに活用できるので、持っておくと料理の幅が広がります。

味の素を使う理由

リュウジさんのレシピではよく味の素が登場します。「料理に旨味を足すなら塩より味の素」という考え方で、少量(7〜8振り)加えるだけで鶏肉の旨味が底上げされます。グルタミン酸ナトリウムは昆布などにも含まれる天然由来の旨味成分です。もちろん入れなくても十分おいしく作れますが、「なんか物足りない」と感じたときは試してみてください。

リュウジ流・至高の唐揚げの作り方・手順

手順は大きく「切る→漬ける→揚げる」の3ステップ。複雑な工程は一切なく、ポイントを押さえれば誰でもプロ級の唐揚げが作れます。調理時間は漬け込み20〜30分含めて約1時間が目安です。

手順① 鶏もも肉を一口大に切る(5分)

鶏もも肉はまず2等分にしてから、さらに均等な一口大に切ります。計9〜10個程度が目安です。ここで重要なのが「均等なサイズに切ること」です。大きさがバラバラだと揚げ時間がずれ、小さいものは焦げ、大きいものは生焼けになりやすくなります。厚みのある部分は薄め・小さめに切るよう調整しましょう。

リュウジさんは「下処理不要」と断言しています。スジを切ったり皮を取り除いたりしなくてOKです。「油はついているほど旨い」という考え方で、鶏の脂身が美味しさの一部になります。

手順② 漬けダレで20〜30分下味をつける

切った鶏肉をボウルに入れ、調味料を全て加えて揉み込みます。

【下味の手順】
  1. ボウルに鶏もも肉を入れる
  2. 醤油大さじ3強を加える
  3. みりん・酒をそれぞれ大さじ1加える
  4. 味の素を7〜8振り加える
  5. にんにく1かけをすりおろして加える
  6. ナツメグを5振り加える
  7. 全体をしっかり揉み込む
  8. 常温で20〜30分漬け込む

にんにくはチューブより生をすりおろしたものがベストです。すりおろした生のにんにくとチューブのにんにくでは、香りが段違いとリュウジさんは強調しています。手間でも生のにんにく1かけを使うのがおすすめです。

漬け込みは常温で行うことで、揚げるときに肉の中心まで均一に火が入りやすくなります。冷蔵庫から取り出してすぐに揚げると中が冷たいため、内部に火が通りにくくなります。特に冬場は冷蔵庫から出して20〜30分ほど常温に置いてから揚げましょう。

漬け込み時間は最短20分でも十分ですが、時間があれば1時間ほど漬け込むとさらに味が染みます。ただし漬けすぎると塩辛くなることもあるので、2時間以上の漬け込みは避けましょう。

手順③ 片栗粉をたっぷりまぶす(5分)

漬け込みが終わったら、手で汁気を軽く絞って片栗粉をまぶします。ここでのポイントは「たっぷりとまぶすこと」。リュウジさんは「衣は厚ければ厚いほど美味しい」と断言しており、薄くつけすぎないことが大事です。

片栗粉100%のほうがよりカリッとした食感になります。よくある失敗が「漬けダレに片栗粉を直接入れてしまう」こと。これだと衣がだまになったり、揚げたときにベタつく原因になります。

手順④ 中火で揚げる(8〜10分)

フライパンに底1〜2cmほどの油を入れ、中火で揚げます。大量の油は必要ありません。油に肉を入れたとき「ジュワッ」という音がすれば温度はOKのサイン。

【揚げ方のポイント】
  • 油の量:フライパンの底1〜2cm
  • 火加減:中火をキープ(変えない)
  • 大きい唐揚げから入れる
  • トイプードル色(きつね色)になったら引き上げる
  • 二度揚げなし

手順⑤ 2〜3分休ませて完成

きつね色になったら油から引き上げて、キッチンペーパーの上で2〜3分休ませます。余熱で中心まで火が通り、よりジューシーな仕上がりになります。レモンを添えて完成です。レモンは皮面を下にして絞ると柑橘の香りが一緒に出て風味が増します。

プロが教える!唐揚げをさらにおいしくする3つのコツ

リュウジさんの動画から、レシピだけでは伝わりにくいコツを3つ抽出しました。この3点を意識するだけで仕上がりがぐっと変わります。

コツ①:ナツメグは5振りが基準、自分好みに調整

ナツメグの量は「5振り」が標準。この分量でほのかにスパイシーな香りがつき、食べたときに「なんか違う!」という感動が生まれます。スパイシーさが好きな方はもう2〜3振り追加してもOK。逆に子どもが食べる場合や苦手な方は3振りから試してみましょう。

ナツメグを初めて使う方は「5振り」がどのくらいか想像しにくいかもしれません。ボトルを逆さにして軽く5回振ると、小さじ1/4〜1/3程度が出てきます。最初は少なめから試して、次回に調整するのもいいでしょう。

コツ②:水気を切ってから片栗粉をまぶす

漬けダレの汁気が残ったまま片栗粉をまぶすと衣がべちゃっとなりがちです。手で軽く汁気を絞り、適度に水分を落としてから片栗粉をつけることでカリッとした食感が生まれます。

コツ③:一口大に切れば一度揚げで十分

常温に戻した肉を一口大に切れば、一度揚げで中心まで火が通ります。二度揚げの手間が省けるので、洗い物も少なく済みます。

よくある失敗と対処法

至高の唐揚げを作ってみて「なんか違う…」と感じたときの、よくある失敗パターンと対処法をまとめました。

失敗①:衣がベタベタする

原因:水気を切らずに片栗粉をまぶしている、または油温が低い
対処法:汁気をしっかり絞ってから片栗粉をつけましょう。入れたときに「ジュワッ」という音がすれば温度はOK。

失敗②:中まで火が通らない

原因:肉が大きすぎる、または冷蔵庫から出したばかりで中が冷たい
対処法:一口大に切り、揚げる前に常温に戻してください。揚げた後2〜3分休ませることも重要です。

失敗③:外が焦げて中が生焼け

原因:火力が強すぎる
対処法:終始「中火」をキープ。少し時間がかかっても中火を守ることで、外カリッ・中ジューシーに仕上がります。

失敗④:にんにくが焦げて苦くなる

原因:にんにくが大きいまま残っている
対処法:にんにくはしっかりすりおろして漬けダレに溶け込ませましょう。

至高の唐揚げ|相性抜群のタレ・薬味・飲み物

リュウジさんはシンプルにレモンとハイボールを推薦していますが、タレや薬味を変えることでさらにバリエーションが楽しめます。

おすすめのタレ・薬味

相性の良い飲み物

「至高の唐揚げ」と他の唐揚げレシピの違い

世の中には数えきれないほどの唐揚げレシピが存在します。リュウジさんの至高の唐揚げが他のレシピと何が違うのか、代表的なポイントを比較してみましょう。

比較項目 よくある唐揚げ リュウジ至高の唐揚げ
下処理 スジを取ったり丁寧に 不要(脂も旨み)
薄力粉+片栗粉を混合 片栗粉100%のみ
隠し味 生姜のみが多い ナツメグを追加
揚げ方 二度揚げが推奨 一度揚げのみ
漬け込み 冷蔵庫で1時間以上 常温20〜30分

特に目立つのが「ナツメグ」と「片栗粉100%」の2点。この2つが至高の唐揚げを他と差別化する最大のポイントです。

「超・至高の唐揚げ」との違い|スパイス強化の進化版

リュウジさんは2022年に「至高の唐揚げ」をさらに進化させた「超・至高の唐揚げ」を公開しました。第9回レシピ本大賞料理部門の大賞を受賞したレシピです。

超・至高の唐揚げの追加材料

スパイスを複数組み合わせることで、よりエキゾチックで奥行きのある味になります。初めて作るなら至高の唐揚げから、ステップアップしたいなら超・至高にチャレンジするのがおすすめです。

お弁当には向かない?保存・アレンジのポイント

片栗粉のみの唐揚げはお弁当には向きません。時間が経つと衣がシナシナになるため、揚げたてを食べることが前提です。

翌日のリメイクアイデア

電子レンジで温める際はラップをかけずに加熱すると衣が少しカリッとした感触を取り戻します。トースターで2〜3分加熱するとさらに効果的です。

至高の唐揚げ|よくある質問(Q&A)

Q1:ナツメグなしでも作れますか?

作れます。ただし「至高」と呼ばれる所以の香りは出ないため、ぜひ一度はナツメグ入りで試してみてください。

Q2:鶏むね肉でも作れますか?

作れますが、もも肉のほうが圧倒的においしく仕上がります。むね肉は脂が少ないためパサつきやすくなります。リュウジさんはもも肉推奨です。

Q3:漬け込み時間は最短どのくらいですか?

最短15〜20分でも十分です。前日から漬けておく場合は冷蔵庫に入れ、揚げる前に30分ほど常温に戻しましょう。

Q4:油が少なくても揚げられますか?

はい、フライパンの底1〜2cmほどで十分です。リュウジさんも「これくらいの油でも全然おいしく揚がる」と解説しています。

Q5:揚げ物用の鍋がなくても作れますか?

フライパンで問題ありません。深めのフライパンのほうが油はねが少なくなります。

Q6:下味に生姜は入れないの?

至高の唐揚げにはにんにくのみで生姜は使いません。生姜を加えた「超・至高の唐揚げ」バージョンもあるので、試してみてください。

まとめ|リュウジの至高の唐揚げで自宅を居酒屋超えに

リュウジさんの至高の唐揚げは、難しい技術なしに「居酒屋超え」の一品が作れる最強のレシピです。10種類以上の唐揚げを研究したリュウジさんが「これが一番うまい」と断言するだけあって、シンプルながら完成度は抜群です。

リュウジの至高の唐揚げをマスターする5つのポイント

  1. にんにくは生をすりおろして使う(チューブより香りが段違い)
  2. ナツメグを5振り入れる(これが「至高」の決め手)
  3. 常温で20〜30分漬け込む(冷蔵庫から出したてはNG)
  4. 水気を切ってから片栗粉をたっぷりまぶす
  5. 揚げたら2〜3分休ませる(余熱でしっとりジューシーに)

ぜひ今夜の夕食に作ってみてください。レモンとよく冷えたビールorハイボールと一緒に、最高の一口を楽しんでください。

参考動画:料理研究家リュウジのバズレシピ「これのせいで居酒屋で唐揚げ食べなくなってしまった 世界で一番旨い唐揚げ【至高の唐揚げ】」(YouTube