韓国政界を揺るがせた、チョグク氏の法相就任、そして辞任問題。
更に、これも一連の疑惑で逮捕された妻への訪問時、息子がユニクロの製品を着ていたとして、韓国で騒ぎになっているようです。
これについてみていきましょう。
背景と経緯
つい先日韓国法相に就任した後、すぐに辞任したチョグク氏。
現在被告として取調べ中の妻、チョン・ギョンシム東洋大教授の面会に訪れた際、同行した息子が、日本の有名ブランドであるユニクロ製品を着ていたとして、批判されているようです。
チョグク氏は、かねてから娘の不正入学疑惑や不透明な投資ファンドなど、数々の疑惑が指摘されていました。
韓国大統領の強い引きもあり、これまで検察改革を強く主張していましたが、国内の大きな批判にのまれ、結局のところ、就任後わずか1ケ月で辞任してしまいました。
今回の騒動は、息子と共に拘留中の妻と面会した際、息子が着ていたパーカーが「日本のユニクロの製品だ！」とネットで掲載されてことが発端です。
この書込みをめぐり、SNS上では様々な議論が巻き起こりました。
ユニクロ公式サイトに画像が投稿され、これが事実と認定されたため、大炎上となりました。
韓国では、日本の輸出規制をきっかけに、日本製品の不買運動が激化しています。
特に、韓国でも人気の日本ブランドであるユニクロは、不買運動によって売上げが大幅に減少したといわれています。
この騒動に追い打ちをかけるように、つい先日、ユニクロのTVCMが韓国で放送中止となりました。
ユニクロのダメージと世間の反応は
最近の韓国有力メディアの分析によれば、今回の騒動の一端を担った形のユニクロ（経営母体：ファーストリテイリング）の決算について、
「2019会計年度前期（2018年9月～2019年2月）には韓国での収益が増加したが、後期（2019年3月～8月）には春の衣類販売不振と7～8月の不買運動の影響で売り上げが大幅に落ちた」
とその影響を発表しています。
また、世間の反応をみると、辛辣なものが多いようです。
・コミカルですね。タマネギ（チョグク氏）さん、拘束されたら長丁場でしょうから、ヒートテック着て行ってね。
・韓国のパスポートの電子メールは日本製です。韓国国産は不合格だったそうです。
・だからさぁ、 不買運動なんて しなければ良かったのに。
・それほど日本がお嫌いなら、オリンパスあたりの医療機器を不買してみたらいかがでしょうか？
いやはや、辛辣なものばかりですね。
まとめ
・チョグク元法相の息子がユニクロ着用で大炎上
・今回の一連の騒動には、日韓関係のわだかまりも
・世間は大バッシング
家族や関係者の様々な疑惑があったにもかかわらず、韓国法相に就任しながら、わずか1ケ月で辞任に追い込まれたチョグク氏。
一体何だったのか？との思いが払拭されないうちに、この騒動です。
韓国社会全体で、今回の騒動を総括していただければと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。