“転職などで会社を辞めることを決めたら、
現在在籍している会社の退職手続きをする必要があります。
次に移る会社が決まっていた場合、
一刻も早く会社から出て行きたくて諸手続きが面倒に感じますが、
しっかり退職手続きを行っておきましょう。
退職届と提出
まずは退職(願)届けです。
会社にフォーマットがあればそれを利用して記入してもいいですが、
決められたものがない場合、便箋などに必要事項を記入します。
会社から必ず求められるのは離職理由を書いた文面で、
一身上の都合(自己退職)なのか別なのかをはっきりさせた内容にさせます。
そして名前・日にちを記入、押印してから封筒に入れ封印し提出します。
提出先は総務・人事課などですが、通常は直属の上司になります。
保険手続き
健康保険証も返却する必要がありますが、
会社によって返却期日が決まっていることがありますので、それに則って返却します。
次の転職先が決まっていれば即日返却し、次の会社が保険関係について全て行いますが、
自営業を営む予定であったり、ブランクができる場合は国民健康保険へ切り替える手続きか、
任意継続をする手続きをする必要があります。
いずれも切替え期間が決まっていますので、すぐに行いましょう。
住民税について
これまで会社が代行していた住民税の支払い変更も自分で行うことなりますので、
これも確認しておく必要があります。
退職日が1月1日~4月30までであったら残りの住民税は一括の支払いになります。
これは給与・退職金から引かれるか、
次の会社で特別徴収するかなど選択できますので確認しておく必要があります。
会社からの貸与物
会社から借りているパソコン・社員証・社章・制服などもしっかり返却し、
受け取った証明書か覚書を会社から貰っておきます。
特にパソコンなどは重要な情報が入っていて、確実に返却することを求められ、
何かとトラブルの元になるものですから、転職前に確実に処理を行いましょう。
会社から受け取るもの
会社からも発行される書類があり、
雇用保険被保険者証・健康保険・厚生年金資格証明書・離職票などです。
これらはハローワークに提出するものなどの書類がありますので、
確実に送付してもらうか受け取っておきます。
まとめ
退職するには色々と手続きが必要になります。
どれも必要な手続きなので、退職届を出しただけでは終わりません。
きちんとチェックリストを作って対処する事をオススメします!!
会社へ提出するもの
・退職届
- 健康保険証
- 会社から借りているもの(パソコンや社員証など)
会社から貰うもの
- 雇用保険被保険者証
- 健康保険
- 厚生年金資格証明書
- 離職票