参議院埼玉補選で上田氏が勝利も、あの「N国党」と超・低投票率での戦い?

雑記いろいろ

この7月に実施された参議院選挙後、初の国政選挙となった今回の参院埼玉補選。

前埼玉県知事で、知名度もある上田清司氏(71)が、NHKから国民を守る党(通称:「N国党」)党首で前職の立花孝志氏(52)に圧勝しました。

これについてみていきます。

参議院埼玉選挙区補欠選挙、背景と結果は?

結果として、上田清司氏の圧勝となったわけですが、投票率はなんと20.81%という「超・低投票率」でした。

つまり、有権者の約8割までが「興味・関心なし」と判断したことになります。

そもそも、一地方選挙区の補欠選挙なので、世間の関心も薄いし、投票率が低いのも想定内のことではありましたが、それにしても酷いものです。

そして、今回注目されたのがN国党の立花孝志氏の唐突な立候補です。

立花孝志氏は、YouTuberとしても活動しており、あの有名になったフレーズ「NHKをぶっ壊す!」で、世間の注目を集めてきました。

ところが、先日、元同僚議員への恫喝容疑で告発されると、自分が獲得した国会議員の地位を投げ捨て、なぜか、今回の選挙に出馬したのです。

理解に苦しむ向きも多いですが、一説によれば、立花孝志氏はともかく何か目立ちたい、世間の注目を浴びたい、それこそが活動の目的になっており、当初の目標である、NHKをぶっ壊すことはとっくに諦めている、といわれています。

それが本当だとすれば、一体何なのでしょうか。 ただの「人騒がせな男」ということになります・・・。

N国党参戦の意義は?世間の反応は?

今回の選挙は、自民党が独自候補の擁立を見送ったため、与野党対決の構図とはならず、安倍晋三首相の政権運営などに与える影響はほとんどないのが実態のようです。

それにしても、N国党・立花孝志氏参戦の意義が、前述したように「ただ目立つだけ、注目を浴びるためだけ」だったとすれば、多額の税金を投入して運営される選挙に対する冒涜のような気さえしてきます。

こうした状況を受けた世間の反応はどうでしょうか。

・(投票率)20%って…どっちにも入れなくないって人が多かったのか?

・(立花孝志氏は)街頭演説のとき誰にも話しかけられてなかった。国民の声を自分から話しかけて聞きに行くわけでもなく。

・県民国民の為にというなら投票率の低さにちゃんと触れろよ。

その他にも様々な反応がありますが、やはり20%という超低得票率への批判が最も大きいようにみえます。

なお、N国党や立花孝志氏を擁護するものもあったので、申し添えておきます。

まとめ

・参議院埼玉補選は元知事の圧勝、しかし約20%という超・低得票率に終わる

・N国党・立花孝志氏が参戦するも惨敗、その意義は

・世間はこの状況と結果に批判も

今回の参議院埼玉補選、当初から結果は想定されていたものの、あまりにも低い得票率は衝撃的でした。

何かと世間を賑わしているN国党と、その党首である立花孝志氏ですが、今回の自身の落選という結果を踏まえ、今後どのような活動を展開していくのでしょうか。

単なる「お騒がせ」だけでなく、地に足をつけた堅実な活動を期待したいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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